インフレターゲット
インフレターゲットとは、中央銀行(日本でいうと、日本銀行)が一定の範囲で定める物価上昇率の目標のことをいい、それを達成するために金融政策が行われます。
一般的に、経済が持続的に成長するためには、物価が緩やかに上昇する必要があると考えられています。
景気が回復していくと、モノやサービスを買いたい人が多くなり、供給よりも需要が上回って、価格が上がる傾向があるからです。
日本銀行では、こうした点を留意しながら、「物価の安定」が図られるように金融政策を行っています。
日本ではデフレ(物価下落)の状況が続いています。
日本銀行はこれまで、「物価安定のめど(目標)を当面は1%とする」(2012 年2月・金融政策決定会合)という政策をとってきましたが、2013年1月には物価上昇率の目標を2%に引き上げる方針を打ち出しました。
モノやサービスの値段(=物価)が上がることを「インフレーション」(インフレ)といいます。
たとえば、ここに100万円があるとしたら、100万円の車を買うことができます。
しかし、物価が上がって105万円に値上がりすると、100万円では同じ車を買うことができなくなります。
このように、「インフレになると、以前と同じ金額では同じ商品が買えなくなる(=お金の価値が目減りする)」ということになります。
資産運用で考えてみましょう。
元本100万円を年2%の利回りで運用した結果、1年後には102万円になったとします。
しかし、物価上昇率が5%だったとしたら、実質的にはお金の価値は3%分目減りしたことになります。
これを「インフレリスク」といいます。
このため、運用にあたっては、インフレに備えるという点で、資産を殖やす運用を心がけることも重要です。
預金金利は、物価の動きを反映していない名目金利です。
資産運用にあたっては、名目金利から物価上昇率を差し引いた「実質金利」を考えることが大切です。
物価上昇率>運用利回り である場合は、同じ商品が買えず、実質的にお金の価値は目減りします。
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